九谷焼【三ツ井為吉作】騎士香炉
九谷焼作家【三ツ井為吉】先生の作品です
◇産地:石川県寺井町
◇作家:三ツ井為吉作
◇サイズ:径約18.5×高さ約11.1㎝
◇箱:木箱入り
◇材質:磁
独特の色彩感と構図が日本国内を問わず海外でも高く評価されている九谷焼は加賀百万石文化の豪放華麗な美意識により完成された伝統工芸品です。
九谷五彩と呼ばれる赤・青(緑)・黄紫・紺青の五色を中心に350年の歴史の中で伝承されてきた画風で描かれた作品は日常空間を鮮やかに飾ります。
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今日の九谷焼は、各時代の窯の上絵付けの作風を源流に、以前にも増して活発な生産が続けられています。
北国ならではの力強い6角形の素地に、優美な色絵と豪華な金箔を装飾を施し、作品を作り上げられています。
独自な個性を放ちながら、生活に深く息づいていく伝統工芸品「九谷焼」をどうぞ末永くご愛用ください。
<九谷焼について>
九谷焼の伝統は脈々と受け継がれ、昭和50年(1975)には国の伝統的工芸品産業に、翌51年には石川県無形文化財に指定されました。
独特の色彩感と構図が日本国内を問わず海外でも高く評価されている九谷焼は加賀百万石文化の豪放華麗な美意識により完成された石川の伝統工芸品です。
◇作家紹介
三ツ井為吉
1935年(昭和10年)愛知県生まれ
1959年(昭和34年)金沢美術工芸大学卒業後、北出塔次郎教授の助手として
師事、その後ひき続き文化功労者、浅蔵五十吉先生に師事
1960年(昭和35年)現代美術展に「埴輪文様・飾皿」初入選
1961年(昭和36年)祖父伝四郎、父2代為吉の跡を継承
1962年(昭和37年)ライシャワー・アメリカ大使に「竹の図・飾皿」を献上
1964年(昭和39年)朝日陶芸展に「壺」初入選 日展に「山怒る」初入選
1971年(昭和46年)労働大臣表彰を受ける
1976年(昭和51年)三笠宮寛仁殿下の御来臨を仰ぎ「早春」をお買上げ賜る
1979年(昭和54年)大平首相が訪中の節、酒杯の制作を拝命
1980年(昭和55年)常陸宮両殿下の御来臨を仰ぎ作品を献上
1982年(昭和57年)鈴木首相が訪中の節、酒杯の制作を拝命
1984年(昭和59年)中曽根首相が訪中の節、酒杯の制作を拝命
1987年(昭和62年)内閣総理大臣表彰を受ける
1988年(昭和63年)インド大使にご来房いただき、作品を献上
1993年(平成5年) 三笠宮崇仁殿下の御来臨を仰ぎ「更紗文花挿」を献上
1994年(平成6年) アメリカN.YのSwitzer Galleryにて個展
1997年(平成9年) ギャローデット大学客員教授に就任
ワシントンDCのKCCにて個展
2002年(平成14年)スミソニアン博物館にて個展
2003年(平成15年)タイ国・ラチャスダ大学客員教授に就任
2005年(平成17年)エドワード・ギャローデット賞を受賞