山中塗 MORI ボール(黒スリ)
伝統工芸士:久津見龍也さんの作品です
轆轤を回しながら鉋で形成された作品で、日本の職人技が生んだ軽さと口当たりにこだわりを持った商品です。
木地は国産欅を使用し、塗りは拭き漆ぬりで木目を際立たせ木の表情を最も美しくみせる塗り方です。
◆産地:石川県山中町
◆素材:漆器
◆サイズ:約径11.5×高さ約7.3㎝
◆箱サイズ:12.5㎝×12.5㎝×8.0㎝
◆原材料:天然木/国産欅
◆セット内容:1個
◆工房:翔龍
手の中に馴染む大きさで、お味噌汁のお椀やフリーボールとしてサラダや和え物を盛り付ける器としてお使い頂きたい商品です。轆轤を回しながら木地の表面に刻みつける「加飾挽き」という加工技法の中の「千筋」という技法で作られています。
細い幅で1本ずつ筋を挽いていく難しい技で模様付けされています。文様が盛り上がるというところから、「MORI」と名づけられました。しっとりと落ち着いた色遣いは使い込むほど味わいを深めてまいります。素地の木目を極限にまで生かした塗となっていますので他の食器との相性が良く、テーブルコーディネートを気軽にお楽しみ頂けます。
底の部分には工房の「翔龍」の文字が入っています。一つづつ丁寧に作られた一点もので、綺麗な化粧箱にお入れしてのお届けになります。 琥珀色をした生漆を木地に塗っては拭き取る作業を繰り返す拭き漆で仕上げたお椀は、木目が力強く美しい仕上がりとなっています。
日々使うものだからこそ、こだわったものを使ってもらいたい。そんな気持ちを込めた贈り物として、大切な方へおすすめします。黒漆の他に、お色違いで赤漆と拭漆もございます。気の利いた贈り物や、結婚のお祝いや敬老の日のプレゼント等、各種記念品としてもお使い頂けます。
<作家紹介>
工房 翔龍 Syouryuu
伝統工芸士 久津見龍也(くつみたつや)
昭和38年加賀市山中温泉(旧江沼郡)大内町生まれ
昭和56年高校卒業後、父 信一氏に師事
山中漆器の原点である轆轤挽きの修業に励む
平成22年伝統工芸士となり後継者の育成に取り組む
<山中塗とは>
山中漆器のはじまりは、安土桃山時代の天正年間(1573~1592)。諸国山林伐採の許可書を持つ木地師(きじし)が越前(福井県東北部)の山間部より石川県山中温泉の上流20Kmにある真砂地区に移住し、「轆轤挽き物(ろくろひきもの)」の技術が伝わったのが起源といわれています。
地場産業としては、全国トップの生産額を誇る一大産地へと飛躍的な発展を遂げています。
<包装・熨斗紙・リボンは全て無料です>
包装紙は当店オリジナルの包装紙を3色ご用意しております。用途に合ったお好きなお色をお選びいただけますので、贈り物の際は遠慮なくお申し付けください。
【黒色包装紙】
伝統工芸品の風合いに合う落ち着いた雰囲気です
【金色包装紙】
豪華な包装紙です。ご結婚の引き出物や各種記念品に
【赤色包装紙】
ご出産の内祝いやプレゼントなどに
【リボン】
おリボンのお色は青・金・赤をご用意しています。お買い物の際、お好きなお色をご指示ください。
【熨斗紙】
熨斗については各種冠婚葬祭に対応した熨斗紙をご用意しております。また、どんな熨斗紙を使ったら良いのかわからないという方は、遠慮なくお尋ねください。
包装、熨斗紙についてはHOME画面右HP上のメニューボタン【お買物について】にご説明させていただいてますのでご覧くださいませ。
漆陶舗あらきでお買い求め頂いた商品はスタッフが真心こめてお包みさせていただきます。
◆取り扱いについて
基本的に漆塗りの商品は食器洗浄機・食器乾燥機の使用はご遠慮ください。
洗うときは湯水で中性洗剤を使い、やわらかいスポンジで洗ってください。
洗った後は、柔らかい布巾等で拭いておしまい下さい。
ただし、漆器は乾燥と直射日光は苦手なので、長時間光にさらされると変質することがあります。
長い間使わないときには、やわらかい布や紙で包んで、お部屋の低いところにしまってください。