輪島塗 【中門博作】夫婦椀
二人への贈り物におすすめ
◆産地:石川県輪島
◆塗装:天然漆
◆素地:欅
◆サイズ:径12×高7㎝
◆箱:化粧箱
◆中門博作
木地は主に能登産のヒバの木を使い天然の漆で仕上げてあります。輪島にしか採れない「地の粉」という珪藻土(けいそうど)の粉を下地に使用し、木地の壊れやすい部分に布を貼って補強する「布着せ」と呼ばれる作業を行うことが、輪島塗の製法における2つの大きな特徴になります。
輪丸みを持った形は手になじみやすく、使い勝手の良い大きさです。漆は耐久性に優れ、軽くて保温性もあります。手間暇かけて作られた汁椀を手にすると、作り手の心がこもった温もりが優しく手に伝わります。
美術的な美しさを持ちながら普段使いで使える実用性と丈夫さを兼ね備えた絶品です。職人の手間暇をかけた漆のつややかな使い心地を末永くお楽しみいただけます。
大きさは、しっかりとした深さがあるので、ミニサイズの麺類も盛りつけられます。無地のお椀はモダンなコーディネートにもぴったり。シックな雰囲気のお椀は、お味噌汁以外にもポトフなどの洋風メニューにもお使いいただけます。
ギフトにも対応できます。化粧箱にお入れし、包装してお届けしますので、敬老の日のお祝いや、結婚のお祝いや人生の節目の記念品としてお奨めします。毎日使うものだからこそ本物を選びたいものです。
<取り扱いについて>
輪島塗の取り扱いは簡単です。洗うときは、水でOK。洗剤は中性洗剤を使い、やわらかいスポンジで洗ってください。
乾燥と直射日光は苦手なので、長時間さらされると変質することがあります。長い間使わないときには、やわらかい布や紙で包んで、お部屋の低いところにしまってください。
<輪島塗とは>
輪島塗は全て分業制という制度で一つの商品を仕上げます。木地は木地師、塗りは下地塗り師、中塗師、研ぎ師、上塗り師、絵付けは沈金師、蒔絵師、そして呂色師と言った様にその工程は124過程にのぼります。
このように、多くの職人の手に渡って仕上がる商品には命が宿り、輪島の人々の「良い漆器をつくりたい」との心でもあります。
※輪島塗は全てが手作業にて作られるため大量生産は出来ません。時にはお時間を頂く場合がございますので、お急ぎの方はメッセージまたはお電話にて在庫をご確認くださいませ。
<包装・熨斗紙・リボンは全て無料です>
包装紙は当店オリジナルの包装紙を3色ご用意しております。用途に合ったお好きなお色をお選びいただけますので、贈り物の際は遠慮なくお申し付けください。
【黒色包装紙】
伝統工芸品の風合いに合う落ち着いた雰囲気です
【金色包装紙】
豪華な包装紙です。ご結婚の引き出物や各種記念品に
【赤色包装紙】
ご出産の内祝いやプレゼントなどに
【リボン】
おリボンのお色は青・金・赤をご用意しています。お買い物の際、お好きなお色をご指示ください。
【熨斗紙】
熨斗については各種冠婚葬祭に対応した熨斗紙をご用意しております。また、どんな熨斗紙を使ったら良いのかわからないという方は、遠慮なくお尋ねください。
包装、熨斗紙についてはHOME画面右HP上のメニューボタン【お買物について】にご説明させていただいてますのでご覧くださいませ。
漆陶舗あらきでお買い求め頂いた商品はスタッフが真心こめてお包みさせていただきます。
◆作家紹介
中門博 Nakakado Hiroshi
1958年 輪島市生まれ
1980年 父、中門 守に弟子入り(輪島塗、伝統工芸士)
1996年 金沢、蛇の目画廊出展
1997年 金沢、椀々展出展
2000年 輪島塗見本展、輪島漆器組合長賞受賞
2002年 輪島塗見本展、県知事賞受賞
2003年 輪島塗見本展、市長賞受賞
2008年 輪島塗工芸総合コンテスト、輪島商工会議所会頭賞受賞
2011年 第四十六回全国漆器展林野庁長官賞受賞
2012年 2012伊勢丹国際クラフト展入選
2014年 石川伝統工芸フェア2014、優秀賞「おしゃれなハイカラ工芸」金沢城・兼六園大茶会工芸作品展、入選
2016年 New York Katonah Hammond Museumにて「カジュアルな漆」講演
2017年 金沢城・兼六園大茶会工芸作品展入選
2018年 いしかわ伝統工芸フェア2018優秀賞「おしゃれなハイカラ工芸」
2019年 いしかわ伝統工芸フェア2019グランプリ受賞
2020年 第五十五回全国漆器展 最高位 農林水産大臣賞受賞