輪島塗 手捻り乾漆ぐい飲み SS(黒ぼかし)/送料無料
輪島塗のぐい飲みです
◆産地:石川県輪島
◆塗装:天然漆
◆素地:天然漆・米糊・コクソの粉・地の粉
◆サイズ:直径約:6.5㎝高さ約:4.5㎝(SS)
◆色:赤ぼかし塗り
◆箱:化粧箱
◆容量:50cc
◆重さ:45g
◆箱寸:8.2×8.2×5.8㎝
◆作家:中門博作
輪島塗伝統工芸士:中門博さんの作品です。深く重ね塗りされた漆は、自然の光沢を帯び、そのままで十分に美しい芸術作品です。
通常手捻りとは、陶器など粘土で器などの形を作る手法の事を指しますが、輪島塗の手捻り乾漆の場合は、粘土の代わりに「刻芋」と呼ばれる木粉と糊漆を合わせた物と輪島で採れる地の粉を粘土質に合わせた物で練り上げて器の形を製作します。
漆・米糊・コクソの粉・地の粉を合わせ、陶芸の土を練るように、練りこんで形成しやすい硬さに調整して、手で形を作り上げます。乾燥させたら、研ぎ・塗り・乾燥を3回繰り返し、最後に上塗漆でぼかし塗りをして仕上げます。
手で練り上げて製作するため、自由な形が作れますが、一つ一つ手で形成している為、同じ物にはなりません。手捻り乾漆の特徴で、世界に一つのぐい呑みです。口当たりは、ガラスでもなく陶器でもない魅力的で不思議な漆の世界に誘います。手触りはまるで陶器の様な感触ですが、とても軽くて丈夫です。
ご使用方法としての栞もお入れしますが、水またはお湯等で普段の食器と同じように洗っていただいてかまいません。
※ご注意:輪島塗は全てが手作業にて作られるため大量生産は出来ません。時にはお時間を頂く場合がございますので、お急ぎの方はメッセージにて在庫をご確認くださいませ。
◆取り扱いについて
食器洗浄機・食器乾燥機の使用はご遠慮ください。洗うときは湯水で中性洗剤を使い、やわらかいスポンジで洗ってください。洗った後は、柔らかい布巾等で拭いておしまい下さい。漆器は乾燥と直射日光は苦手なので、長時間光にさらされると変質することがあります。長い間使わないときには、やわらかい布や紙で包んで、お部屋の低いところにしまってください。
<輪島塗とは>
輪島塗は全て分業制という制度で一つの商品を仕上げます。木地は木地師、塗りは下地塗り師、中塗師、研ぎ師、上塗り師、絵付けは沈金師、蒔絵師、そして呂色師と言った様にその工程は124過程にのぼります。
漆陶舗あらきで取り扱っている輪島塗は、全てその工程を満たしております。本物志向、正統派の輪島塗として自信を持って皆様にご提供させていただいております
<包装・熨斗紙・リボンは全て無料です>
包装紙は当店オリジナルの包装紙を3色ご用意しております。用途に合ったお好きなお色をお選びいただけますので、贈り物の際は遠慮なくお申し付けください。
【黒色包装紙】
伝統工芸品の風合いに合う落ち着いた雰囲気です
【金色包装紙】
豪華な包装紙です。ご結婚の引き出物や各種記念品に
【赤色包装紙】
ご出産の内祝いやプレゼントなどに
【リボン】
おリボンのお色は青・金・赤をご用意しています。お買い物の際、お好きなお色をご指示ください。
【熨斗紙】
熨斗については各種冠婚葬祭に対応した熨斗紙をご用意しております。また、どんな熨斗紙を使ったら良いのかわからないという方は、遠慮なくお尋ねください。
包装、熨斗紙についてはHOME画面右HP上のメニューボタン【お買物について】にご説明させていただいてますのでご覧くださいませ。
漆陶舗あらきでお買い求め頂いた商品はスタッフが真心こめてお包みさせていただきます。
◆作家紹介
中門博 Nakakado Hiroshi
1958年 輪島市生まれ
1980年 父、中門 守に弟子入り(輪島塗、伝統工芸士)
1996年 金沢、蛇の目画廊出展
1997年 金沢、椀々展出展
2000年 輪島塗見本展、輪島漆器組合長賞受賞
2002年 輪島塗見本展、県知事賞受賞
2003年 輪島塗見本展、市長賞受賞
2008年 輪島塗工芸総合コンテスト、輪島商工会議所会頭賞受賞
2011年 第四十六回全国漆器展林野庁長官賞受賞
2012年 2012伊勢丹国際クラフト展入選
2014年 石川伝統工芸フェア2014、優秀賞「おしゃれなハイカラ工芸」金沢城・兼六園大茶会工芸作品展、入選
2016年 New York Katonah Hammond Museumにて「カジュアルな漆」講演
2017年 金沢城・兼六園大茶会工芸作品展入選
2018年 いしかわ伝統工芸フェア2018優秀賞「おしゃれなハイカラ工芸」
2019年 いしかわ伝統工芸フェア2019グランプリ受賞
2020年 第五十五回全国漆器展 最高位 農林水産大臣賞受賞