
かつて日本人の暮らしの中であたりまえのように使われていたうつわが今姿を消そうとしている今日この頃、そんな普段の生活中で今一度見直してみたいと思う器がいくつかあります。たとえば蓋付きのお椀であったり、小さなお醤油つぎであったり・・・そんな日本のいいものを守り、そして伝えていきたいと思います。
こちらでご紹介している商品は私が実際にひとつひとつ手に取り、目で確かめた商品のみをご紹介しております。かたちや質感、使いみちなど私の目線で感じたままをお伝えしています。
器選びのポイントは「盛やすさと機能性」がはずせないポイントです。そして、一つの器とお料理が自然と寄り添って味わいをひきあげるときがお料理に合ったうつわに出会えたときと言えるでしょう。そんなうつわを皆様にご紹介したい、それが私の願いです。
商品は、掲載表示サイズと数mmの誤差や形、色目等にも若干の違いがございます。何卒ご理解、ご了承いただけるようよろしくお願いいたします。
漆陶舗あらきでは店頭販売もしている為、掲載商品が在庫切れの場合がございます。その場合は、メールにてご連絡いたしまので、ご了承の上ご注文願います。
明治28年4月、明治38年11月と七尾は二度の大火に見舞われ、過去の記録が何も残されていません。唯一「嘉永7年 寅二月新造 新城政治郎」と書かれた漆道具が納められた船ダンスが今でも残ってます。そこで、お寺の過去帳をひも解いてみると一本杉町の初代政之亟は、当時新城(あらき)ではなく、新屋(あたらしや)とあり、屋号は新政(しんまさ)と呼ばれていました。そして、そんな時代から輪島塗を行商していたといわれています。
また、輪島との行き来があった為4代店主 新城庄次郎は輪島の小西家より新城家へ婿入りしています。