創業・嘉永年間の漆器と陶器の専門店/石川の伝統工芸をお届けします

お気軽にお問い合わせ下さい tel.0767-52-4141

沈金体験実施しています

COLUMN & SELECT

山中塗コラム

中国で始まったお茶の歴史~山中塗編~

◇お茶の歴史

 

 

少しずつ夜が長くなり秋らしくなってきましたね。秋といえばお菓子もお茶も美味しい季節です。ここではお茶のお話を少ししてみたいと思います。お茶が発祥したのは中国南西部の雲南省あたりの山地といわれています。歴史は、紀元前2700年頃の書物の中に『茶を飲めば力が出て気分がよくなる』と記述されています。確かに一杯のお茶を戴くと「ホッ」とするのは気分をリラックスさせる作用があるからなんでしょうね。これは緑茶の中に含まれているカフェインの作用によるもので、知的能力や運動能力を高めることに役立つとされています。昔、昔の人たちはちゃんと知っていたんですね。

 

 

お写真は先日求めた八宝茶(はっぽうちゃ)です。中国で「八」とはいっぱいという意味があり、直訳するといっぱいの宝と意味するお茶です。お湯を注いでしばらくするとゆっくりと花びらが開き、見ているだけで優雅な気持ちになります。飲んでみるとなにやら懐かしい味・・・少し甘さもありなんとなく体に良さそう~と感じるのは気のせいでしょうか?

 

 

◇日本にお茶を広めた人は

 

 

今度は、日本茶のお話しに戻りますが、お茶は平安時代の初期には、すでに留学僧によって日本に持ち帰られ、薬として珍重されていたそうです。お茶を広めたのは鎌倉時代に宋にわたり、帰国後日本臨済宗の開祖として活躍した栄西禅師です。お茶の種子をまいて自ら栽培し、抹茶のルーツとなる製茶方法やお茶のたて方を伝授した人物です。その栄西禅師は『茶は養生の仙薬なり、延齢の妙術なり』と言ったそうですが、お茶を飲んでホッと一息つくこと、イコール「寿命が延びる」なんでしょうね。

 

◇緑茶をおいしく味わうコツ

 

 山中塗 MORI フリーカップ(拭漆)4950円(税込)▷このカッツプをもっと詳しく見る

 

ここで実験です。(笑)まず最初に10から15グラムの茶葉を急須に入れ茶碗一杯の水を注ぎ10分位置いてからこします。次に残った茶葉に約40℃のぬるま湯を入れて1分でこします。さらに残りの茶葉を熱湯でこします。この三種類のお茶を飲み比べてみましょう。

 

水出しのお茶はまろやかで甘みがあります。この味を出しているのはアミノ酸の一種であるテアニンです。ぬるま湯で抽出したお茶はさわやかな渋みを感じさせます。これが良く耳にするカテキンです。最後の熱湯で抽出したお茶には渋みがあり、それがカフェインです。お茶を熱湯ではなく少し冷ましたお湯で入れるのはこのカフェインが出すぎて苦くならないようにしているためです。

 

◇湯呑を選ぶ

 

 山中塗MORIフリーカップ(赤スリ)4950円(税込)▷このカッツプをもっと詳しく見る

 

 

ここでご紹介する湯呑は山中塗の湯呑です。本来湯呑といえば陶器を想像する方がほとんどだと思いますが、木製漆器にも湯呑はあります。なにより、木製品は保温力にも優れていますので温かいものは温かく、冷たいものは冷たくお召し上がり頂けます。

 

こちらの商品は、伝統工芸士 久津見龍也さんの作品で、轆轤を回しながら木地の表面に鉋で刻みつける「加飾挽き」という加工技法の中の「千筋」という技法で作られています。細い幅で1本ずつ筋を挽いていく難しい技で模様付けされていますが、その文様が盛り上がるというところから「MORI」と名づけられました。

 

しっとりと落ち着いた色遣いは使い込むほど味わいを深めてまいります。素地の木目を極限にまで生かした塗となっていますので他の食器との相性が良く、テーブルコーディネートを気軽にお楽しみ頂けます。また赤漆の他に、お色違いで拭漆と黒漆もございます。気の利いた贈り物や、還暦のお祝いや敬老の日のプレゼント等、各種記念品としてもお使い頂けます。

 

山中塗 MORI フリーカップ(黒スリ)4,950円(税込)▷このカッツプをもっと詳しく見る

 

 

中国で始まったお茶の歴史ですがお勉強のなりましたか?ということで、秋の夜長に漆器の湯呑でお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

<< 一覧へ戻る