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還暦祝いのおすすめ~輪島塗編~
還暦はたいへんお目出たいお祝いごとです。しかし、還暦祝いの存在を知っていても、由来やマナーはあまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、「還暦」の由来や基礎知識、記念品の贈り方のマナーと還暦の贈り物としておすすめ商品をご紹介します。
◇還暦とは
還暦とは、本卦還り(ほんけがえり)や華甲(かこう)とも呼ばれ、その由来は6世紀ころに中国から伝わったといわれています。その還暦は日本で使われている干支と深いかかわりがあります。干支は、正式には十干十二支(じっかんじゅうにし)といい、10年でひと巡りする十干(じっかん)と、12年でひと巡する十二支(じゅうにし)との組み合わせでできています。
その周期の違う十干と十二支がひとつずつ順番に巡っていくため、再び生まれ年の干支が戻ってくるのは61年目になります。このように還暦は「暦が還る」ということから還暦とよばれています。また、還暦を華甲(かこう)ともいう理由は、華の文字を分解すると、6つの十と1つの一が含まれることや、十干の最初の甲を当てることで61年目に干支が一巡することをそれぞれ表しているからです。
◇還暦祝いの祝い方
そこで、還暦お祝いはいつ、誰がするのでしょうかということです。還暦とは60歳の誕生日で迎えるものですが、その日に限ったことではありません。家族や親しい友人の予定などを聞いてから決めるのがベストですね。
そして、誰がということですが、昔は還暦を迎えた本人かその家族がお祝いの会を開いていました。60歳が長寿とされていた頃のことです。還暦を迎えられたことに感謝して、周りの方々を招いてお祝いをしていたのです。
しかし、現代では家族が、還暦を迎えた本人をゲストとしてお祝いの席を用意します。最近では、自分の親の還暦祝いを子供たちが負担しあってお祝いするのが一般的の様です。家族以外でも、日頃親しくしている友人や仲間と楽しい席を設けるのもいいですね。
漆陶舗あらきでは、輪島塗の一品をご提案しています。石川県の伝統工芸品の一つである輪島塗は、上品で高級なイメージですので、目の肥えたご年配の方にもきっとご満足いただけるはずです。
◇還暦祝いのおすすめ品には
ランキング第1位
輪島塗 彩丸無地夫婦椀 33,000円(税込) ▷このお椀をもっと詳しく見る
昔から還暦は生まれた干支に戻ることから赤いちゃんちゃんこを贈る習慣がありますが、その他の長寿祝いでは特に決まったものはありません。人生の区切りとなるお祝いなので、消耗品ではなく記念になるものや健康を気遣いやさしさの伝わるアイテムにも人気があります。
もし迷ったときは、長寿祝いの色とされている赤い色にちなんだ輪島塗のお椀が人気です。お椀は毎日使う器です。還暦を迎えられる人に奥様や、ご主人様がいらっしゃる方であれば「ご夫婦でお使いください。」と、一言添えて贈るといいですね。
ランキング第2位
輪島塗 コーヒーカップAライン(ワイン) 33,000円(税込)▷このコーヒーカップをもっと詳しく見る
こちらは、輪島塗のコーヒーカップです。漆塗りのコーヒーカップは素材が木なのでとても軽く、保温性に優れています。何より手にした時の質感や口に触れた時の感触は何とも言い表せないほどの高級感があります。カラーも豊富に揃っていますのでお気軽にお尋ねください。
ランキング第3位
輪島箸 本うるし純金蒔絵山水1膳入箸 (赤) 14,850円(税込)▷このお箸をもっと詳しく見る
こちらは、輪島塗のお箸です。日本人であればだれもが必ず使って頂けるというのがこのお箸です。どなたにお上げしても喜ばれる一品です。特に、こちらのお箸は文様を蒔絵という技法で全てが手作業で描かれています。蒔絵とは、細い筆を用いて漆で絵や文字を描いた後、金や色粉などを蒔いて装飾する技法です。一品一品を丁寧に装飾していく技はまさに超越した職人技です。
ランキング第4位
輪島塗 本うるし珠流筆(ボールペン梟赤) 16,500円(税込)▷このボールペンについてもっと詳しく見る
ランキング4位としてご紹介する商品は、輪島塗のボールペンです。天然木の欅を使用し、和紙での布着せを施した輪島塗仕立てのボールペンです。こちらも全てが手作業で仕上げてあります。絵柄は蒔絵にて絵付けをしています。ボールペンの使い心地は、手に吸い付くような漆の滑らかさと、独特の高級感と存在感があります。※ボールペンの替え芯は、一般的な0.7mm芯(黒色)ゼブラ製を使用し、簡単に交換が可能です。還暦をむかえられた方でも最近ではまだバリバリとお仕事をこなしていらっしゃる方も多いですよね。そんな方にこの輪島塗のボールペンをお勧めします。
ランキング第5位
輪島塗 手びねり乾漆ぐい飲みSS(赤) 13,200円(税込)▷このぐい飲みについてもっと詳しく見る
最後にご紹介するのは作品は中門博(なかかどひろし)さんの作品で、輪島塗のてびねりぐい呑です。漆器で手びねり?と不思議に思われるかもしれませんが、輪島塗の手捻り乾漆の場合は、粘土の代わりに「刻芋」と呼ばれる木粉と糊漆を合わせた物と輪島で採れる地の粉を粘土質に合わせた物で練り上げて器の形を製作します。漆の口当たりは、ガラスでもなく陶器でもない魅力的で不思議な世界に誘います。
還暦祝いについてのお話、いかがでしたでしょうか。漆陶舗あらきではその他にも石川の伝統工芸品を数多く取り揃えています。還暦の記念品におすすめの赤いアイテムもご用意していますので、是非チェックしてみてくださいね。
漆陶舗あらきでは無料でラッピング・熨斗の対応をさせていただきます。お買い求め頂いた商品はベテランスタッフが真心こめてお包みさせていただきます。手書きのメッセージもお引き受けしますのでお気軽にお申し付けください。ラッピング・熨斗についてはこちらに詳しくご説明させていただいてます。